ともこの日記。

人生消化試合。ただただ流されていくだけの毎日から、少しでも這い上がりたい。心に響いたモノ・コトについてつぶやきます。

あたたかな気持ちを大切にしたい

今日は2月というのに暖かい・・・。朝は冷えていたので、えーっとなんだっけ?ジャケット?ボア???のような物の下に、綿100%のトレーナー一1枚で出社した。

こんな風に、さいきん物の名前をよく忘れる。人の名前も忘れる。これは失礼。

病気による脳萎縮ではなく、たんなる歳のせいだと思いたい・・・

 

えーっと、何書こうと思ってたんだっけ?(笑)

そうそう。また本を読んでいます。お気に入りの江國香織さんの『はだかんぼうたち』

 

はだかんぼうたち (角川文庫)

はだかんぼうたち (角川文庫)

 

 何度か読んだはずなんだけど、ぜんぜん覚えていなくて、本棚でタイトルが気になってとっさに手に取った一冊だったけど、とっても新鮮に読んでいます。

歳をとると感情移入する登場人物が変わったりする訳ですが、今回は主人公?と思われる桃の自分の生活を大事にしながらも、子供4人抱える親友への羨ましさなどを感じるくだりなどが、妙に親近感を覚える訳で。

 

つい先日双子ちゃんのママになった友人と会ったからかもしれないけど、小無し夫婦で自分の身の回りのことをできる余裕のある時間を嬉しいと思いつつ、なんだかさびしい気持ちになる感じ・・・に、桃の気持ちは似ていて、改めて自分の置かれた立場を客観的に見られたりする。

 

それから安寿美ちゃん!!(漢字間違ってるかも)

なんていい子なんだ・・・って、もう親目線で見てるとこもおもしろかったけど、階下に住むパートナーをなくした独居老人?オジサン?に、夕飯の残りをあげたり、茶飲み話につきあってあげたり・・・。もし子供がいるなら、こういう子に育って欲しかったなぁと思ったりした。

 

江國さんの小説は、自分への新しい気付きや、冷静な気持ち、客観的な見方など色々な発見が読むたびにあるのがおもしろい。心の栄養剤と勝手に思っている。

 

そうそう。3月に急遽高校時代の恩師に会いに行くことになったんだけど、その恩師のことを思っただけで、心の中がほんわかと温まる気持ち。江國作品を読んだときと同じなんだよな・・・。郷愁にも似たような。

 

恩師についてはまた書きたいと思いますが、とにかく今日も満員電車での読書で朝から癒されました。

濃霧で10分会社には遅刻したけどね・・・www